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山形におきっぱにしてしまい長らく岩手の土を踏ませてやれなかった本について。
や、本が土踏んだらまずいけどさ、まあいいんですよ。
お産SOS―東北の現場から-(amazon)
この本持っているととにかくSOSの赤文字が目立ってなんかいたたまれなかったです。
そして中身を話すと「あぁ…」みたいに若干ひかれていました。
まぁいいのです私は気にしません。
東北地方の新聞社ということで、仙台に河北新報ってのがあるんですが
そこが結構時間かけて取材をした東北の産科系の記事をひとつにまとめたものです。
新聞社のまとめ本って結構いいですね。いちいち切り抜きをまとめる必要もないし。
写真とか地図が載っていますし、長ったらしい文章じゃないのでとても読みやすいです。
内容としては、まず産科医が忙しいんだ! 足りていないんだ! というのが強いです。
ちょうど医師不足がわかり始めていた頃の記事なんでしょうかね。
まず、一所懸命に手術をしていたのに残念ながら母体が助からなかったとき、
十分に説明できたと思っていたものの親族の方のわだかまりがぬぐいきれず
結局訴訟になってしまった産科医さんが、自分の子供に
「私は正しいことをしたと信じているから大丈夫だ、安心して」
と伝えて裁判に向かっていく…というのが切なかったです。
訴訟は金銭的、地位的ダメージよりもやはり精神的ダメージが大きいようで
双方のインタビューなんかも読んでいると辛いなぁと思いました。
訴訟を起こす方は、病院の治療に疑問が残るというよりは、病院の事後対応の悪さが
理由に挙がるということでした。
医師でさえ難しいと思ったケースをわかりやすく患者さんに説明するとなると
相当の能力と手間がかかるように思います。
まぁこの本では詳しいことはそれほど多く記述されていませんのでいいのですが。
そんな役割を担うスタッフがいればいいのでしょうか?
とはいっても医療費足りないですからね…。
子育てがあまりに大変なので仕事を休んで子供のために時間を割いている女医さんの話では、
「こんなに忙しくきつい仕事に疑問を感じたが、分娩取り扱いをやめないでという声も
多く聞こえて抵抗もあった」ということがあったり、
「やりがい」でやっていける職業とは言いにくくなっているんだろうか…
なんて考えてしまいました。何の知識もないのですが。
あと一番の驚きは、宮城の妊婦さんが山形の病院に運ばれて出産されたというお話。
逆に山形のはじっこが仙台に行くんじゃないの!? とばかり思っていましたから。
学部長の、山形は医療崩壊していないというのは本当なんだろうか…。
山形バカになりませんね。産婦人科小児科の数は岩手と近かったはずなのに。
しかしほんとに、遠隔地からの通院って大変だと思います。
見知らぬ地に一人ないしは二人で行く不安はなんとなくわかります。
方向音痴だったらなおさら。ってなんか違う?笑
…と、本がもう手元にないのであまりかけません汗
こういうまとめ本はいいです。本当に。受験期にこの存在を知っていれば…なんて笑
ネットだと主要記事ばかりなので新聞の特集っていいんですけれど
スクラップするのがめんどうくさくて・・・ ものぐさなのが悪いのですが。
最近はゆるーい解剖学っぽい本を読んでいます。全然難しくなくていいです。
だって普通、魚の心臓を見せるのに焼き魚(あじの開き)なんて載せないでしょ!!笑
なかなか集中して読む機会がない上に骨の名前は覚えきれないので微妙なところですが
また読み終わったらなんか書こうかと思います。記録にもなるし。
医学生ブログランキングに投票お願いしまっす☆
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そして中身を話すと「あぁ…」みたいに若干ひかれていました。
まぁいいのです私は気にしません。
東北地方の新聞社ということで、仙台に河北新報ってのがあるんですが
そこが結構時間かけて取材をした東北の産科系の記事をひとつにまとめたものです。
新聞社のまとめ本って結構いいですね。いちいち切り抜きをまとめる必要もないし。
写真とか地図が載っていますし、長ったらしい文章じゃないのでとても読みやすいです。
内容としては、まず産科医が忙しいんだ! 足りていないんだ! というのが強いです。
ちょうど医師不足がわかり始めていた頃の記事なんでしょうかね。
まず、一所懸命に手術をしていたのに残念ながら母体が助からなかったとき、
十分に説明できたと思っていたものの親族の方のわだかまりがぬぐいきれず
結局訴訟になってしまった産科医さんが、自分の子供に
「私は正しいことをしたと信じているから大丈夫だ、安心して」
と伝えて裁判に向かっていく…というのが切なかったです。
訴訟は金銭的、地位的ダメージよりもやはり精神的ダメージが大きいようで
双方のインタビューなんかも読んでいると辛いなぁと思いました。
訴訟を起こす方は、病院の治療に疑問が残るというよりは、病院の事後対応の悪さが
理由に挙がるということでした。
医師でさえ難しいと思ったケースをわかりやすく患者さんに説明するとなると
相当の能力と手間がかかるように思います。
まぁこの本では詳しいことはそれほど多く記述されていませんのでいいのですが。
そんな役割を担うスタッフがいればいいのでしょうか?
とはいっても医療費足りないですからね…。
子育てがあまりに大変なので仕事を休んで子供のために時間を割いている女医さんの話では、
「こんなに忙しくきつい仕事に疑問を感じたが、分娩取り扱いをやめないでという声も
多く聞こえて抵抗もあった」ということがあったり、
「やりがい」でやっていける職業とは言いにくくなっているんだろうか…
なんて考えてしまいました。何の知識もないのですが。
あと一番の驚きは、宮城の妊婦さんが山形の病院に運ばれて出産されたというお話。
逆に山形のはじっこが仙台に行くんじゃないの!? とばかり思っていましたから。
学部長の、山形は医療崩壊していないというのは本当なんだろうか…。
山形バカになりませんね。産婦人科小児科の数は岩手と近かったはずなのに。
しかしほんとに、遠隔地からの通院って大変だと思います。
見知らぬ地に一人ないしは二人で行く不安はなんとなくわかります。
方向音痴だったらなおさら。ってなんか違う?笑
…と、本がもう手元にないのであまりかけません汗
こういうまとめ本はいいです。本当に。受験期にこの存在を知っていれば…なんて笑
ネットだと主要記事ばかりなので新聞の特集っていいんですけれど
スクラップするのがめんどうくさくて・・・ ものぐさなのが悪いのですが。
最近はゆるーい解剖学っぽい本を読んでいます。全然難しくなくていいです。
だって普通、魚の心臓を見せるのに焼き魚(あじの開き)なんて載せないでしょ!!笑
なかなか集中して読む機会がない上に骨の名前は覚えきれないので微妙なところですが
また読み終わったらなんか書こうかと思います。記録にもなるし。
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無題
今からの医師は本当に大変な仕事だと思います。
でも、絶対に絶対になり手を減らしてはいけないと
思っています。特に地方ほど。
解剖学の本は我々の読むものに比べたら10倍濃いでしょうね…
頑張ってくださいね。
まとめ本は良いですよね。私も違う分野だけど、
バラバラ読むよりずっと考えや理解もまとまりますよね。
これって本当に不思議。
でも、絶対に絶対になり手を減らしてはいけないと
思っています。特に地方ほど。
解剖学の本は我々の読むものに比べたら10倍濃いでしょうね…
頑張ってくださいね。
まとめ本は良いですよね。私も違う分野だけど、
バラバラ読むよりずっと考えや理解もまとまりますよね。
これって本当に不思議。
プロフィール
HN:
さー
性別:
女性
職業:
医学生兼自宅警備員
自己紹介:
にほんブログ村
さーと申します。
片田舎の医学生です。
5年生とか、
試験の受け方を忘れそう
ポリクリ残るは
外科うろぎねあたり。
ちょっと詳しい自己紹介。
このブログを通してたくさんの方から励ましていただいたり、ご意見いただいたり、人の輪が広がったり、とても楽しくてためになっております。
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