一旦もどるので長旅バス。
憂うべきは、トランクに極北クレーマー以外の文庫本、その他教科書を全て閉まってしまい、さらに先ほど極北クレーマーを読み終わってしまったということだ。まだ1時間以上あるというのに! 故に私は、雑誌のおまけについてきた安っぽいミニトートにくくりつけたうさぎ(小)をむぎゅむぎゅするくらいしかできない。ちなみにうさぎ(大)は私の不在中も謎の存在感を示すべく食卓の座席に座らせたというか挟めておいた。

上図のような感じ。


あの日と比べると仙台はだいぶもとに戻った印象。相変わらず人も車も多すぎ。どっから沸くんだおまえら。
ただ、駅の建物は補修が必要なのか、デッキが寸断されていて非常に通りにくいことになっていた。面倒。
行き止まりだらけのデッキを脱出してみると、駅の下りエスカレーターでいちゃつく女の背中。その華奢な肩甲骨の狭間に、もしも、もしもだがこの防水タイプのゴツめスニーカーを履いたにわかランナーの右足を踵骨を中心とした重力加速度と共にお見舞いしたら、私は将来医者になることができるのだろうか、などと考えていたらいつの間にやらエスカレーターは終わり、1分も待たずとして今仙台発のバスに乗っている。逡巡する間もきっと私は、肩くらいまでしかないのに好き勝手にうねる黒髪を振り乱しながらトランクを必死になって運び込んでいたのだろう。この長さなのになんで振り乱せるんだろうというのは置いといてトランク重いよ…

それより、桜きれい。仙台の風は強いけど、やはり生ぬるい感じがする。春どすえー
お花見何回できるかな。


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