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なんか気づいたら意外に忙しくてびっくりした。
謎過ぎておもしろい。なんでだ。
大したことしてないんで未パンクですがどっかミスるかも。
眠いのにたいして寝られない。
頼んでいたマンガが届いて思わず読んじゃったとか
パフェ食べに行っちゃったとかそんなんなんだけどね。
+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
問題
The Heart
Robbins review of pathology (2nd edition)
p140
7
25歳男性
自宅で死亡した状態で発見された。
発見者は彼の住むアパートの管理人で、
彼の雇用主が3日間の欠勤報告を受けるために
訪れたのだった。
検視官によると、爪下線状出血があったが、
そのほか外傷の様子は見られなかった。
心臓剖検上もっとも顕著な所見は、上に示した。
以下のうちどの検査所見が本疾患だと思われるか。
(A)抗ストレプトリジン-O抗体の上昇
(B)ANCA陽性
(C)クレアチニンキナーゼMB(CK-MB)の増加
(D)抗二本鎖DNA抗体の高値
(E)血液培養にて黄色ブドウ球菌陽性
単語
trauma:外傷、負傷 failure to do:〜を怠慢する splinter hemorrhages under the fingernail:爪下線状出血 autopsy:解剖学生検 ANCA:anti neurophil cytoplasmic antibodies:抗好中球細胞質抗体 Staphylococcus aureus:黄色ブドウ球菌
vegitation:こぶ/細菌疣贅 verrucous:イボ状の vasculitis:血管炎
答え (E)
解説
示されている大動脈弁(写真)には、破壊的な細菌疣贅が見られる。
これは、黄色ブドウ球菌のような強毒性の生物がひきおこす
感染性心内膜炎に典型的である。
急性リウマチ熱によるイボ状の細菌疣贅は、
小さく、破壊的でない。
これは(A)抗ストレプとリジンO測定でわかる。
(B)ANCA測定陽性には、血管炎が考えられ、
それは心臓弁を巻き込むことは滅多にない。
(C)CK-MBの上昇は、心筋炎を予測させるもので、
心内膜炎や障害では起きない。
(D)二本鎖DNAに反応するのは全身性エリテマトーデス(SLE)を予測。
これはリブ・サックスの心内膜炎、破壊的でないものを引き起こす。
cf.
■感染性心内膜炎
抜歯、カテーテル治療などの後に
発熱をおこし、うっ血性心不全となる。
症状としては爪下線状出血、血尿、Osler結節、Janeway斑、脳梗塞など。
確定診断のためには血液培養によって菌を特定する。
あるいは断層心エコーにより疣贅を検出する。
弁置換術後、本疾患の既往、
チアノーゼ性の先天性心疾患(ファローなど)が高リスクである。
その他検査値
WBC(白血球数)↑
赤沈↑
CRP(c反応性タンパク)(+)
γグロブリン↑
フィブリノーゲン↑ …など
((CRPとは体内に急性の炎症や組織の損傷があるときに、血清中に増える蛋白の一種。
炎症の有無や程度を判定。))
by 病気が見える2p190〜
■線状出血について
慶応大学病院医療健康サイトより写真を転載
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/index.html
■リブマン・サックス心内膜炎
非感染性心内膜炎の一種。
感染ではなく物理的外傷によって疣贅が生じる。
疣贅は,臨床的に発見できないこともあるが、
感染病巣となったり(感染性心内膜炎を引き起こす)、
塞栓を生じたり、弁機能を障害することもある。
右心系を通過するカテーテルにより三尖弁や肺動脈弁が損傷することがあり、
損傷個所に血小板とフィブリンが付着する。
SLEなどの疾患においては,循環血液中の免疫複合体によって
脆弱な血小板とフィブリンの疣贅が弁尖の閉鎖部分に沿って
形成されることがある(リブマン-サックス病変)。
by メルクマニュアル18版 http://merckmanual.jp/mmpej/index.html
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って感じで今日お勉強会してきましたよ。
やっぱり2週間習うと結構情報量的にすごいもんですね。
でもこれ全部テストどーんと来るとか言われるとすごく困る。
お勉強メンバー楽しいです。
ただの馴れ合いじゃなくて、疑問あれば言うしつっこみも鋭い。
せっかく学生ならこういうことしないとね!
ブリタニカ。
医学生ブログランキングご協力感謝いたします(´-ω-`))ペコリ
謎過ぎておもしろい。なんでだ。
大したことしてないんで未パンクですがどっかミスるかも。
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パフェ食べに行っちゃったとかそんなんなんだけどね。
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問題
The Heart
Robbins review of pathology (2nd edition)
p140
7
25歳男性
自宅で死亡した状態で発見された。
発見者は彼の住むアパートの管理人で、
彼の雇用主が3日間の欠勤報告を受けるために
訪れたのだった。
検視官によると、爪下線状出血があったが、
そのほか外傷の様子は見られなかった。
心臓剖検上もっとも顕著な所見は、上に示した。
以下のうちどの検査所見が本疾患だと思われるか。
(A)抗ストレプトリジン-O抗体の上昇
(B)ANCA陽性
(C)クレアチニンキナーゼMB(CK-MB)の増加
(D)抗二本鎖DNA抗体の高値
(E)血液培養にて黄色ブドウ球菌陽性
単語
trauma:外傷、負傷 failure to do:〜を怠慢する splinter hemorrhages under the fingernail:爪下線状出血 autopsy:解剖学生検 ANCA:anti neurophil cytoplasmic antibodies:抗好中球細胞質抗体 Staphylococcus aureus:黄色ブドウ球菌
vegitation:こぶ/細菌疣贅 verrucous:イボ状の vasculitis:血管炎
答え (E)
解説
示されている大動脈弁(写真)には、破壊的な細菌疣贅が見られる。
これは、黄色ブドウ球菌のような強毒性の生物がひきおこす
感染性心内膜炎に典型的である。
急性リウマチ熱によるイボ状の細菌疣贅は、
小さく、破壊的でない。
これは(A)抗ストレプとリジンO測定でわかる。
(B)ANCA測定陽性には、血管炎が考えられ、
それは心臓弁を巻き込むことは滅多にない。
(C)CK-MBの上昇は、心筋炎を予測させるもので、
心内膜炎や障害では起きない。
(D)二本鎖DNAに反応するのは全身性エリテマトーデス(SLE)を予測。
これはリブ・サックスの心内膜炎、破壊的でないものを引き起こす。
cf.
■感染性心内膜炎
抜歯、カテーテル治療などの後に
発熱をおこし、うっ血性心不全となる。
症状としては爪下線状出血、血尿、Osler結節、Janeway斑、脳梗塞など。
確定診断のためには血液培養によって菌を特定する。
あるいは断層心エコーにより疣贅を検出する。
弁置換術後、本疾患の既往、
チアノーゼ性の先天性心疾患(ファローなど)が高リスクである。
その他検査値
WBC(白血球数)↑
赤沈↑
CRP(c反応性タンパク)(+)
γグロブリン↑
フィブリノーゲン↑ …など
((CRPとは体内に急性の炎症や組織の損傷があるときに、血清中に増える蛋白の一種。
炎症の有無や程度を判定。))
by 病気が見える2p190〜
■線状出血について
慶応大学病院医療健康サイトより写真を転載
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■リブマン・サックス心内膜炎
非感染性心内膜炎の一種。
感染ではなく物理的外傷によって疣贅が生じる。
疣贅は,臨床的に発見できないこともあるが、
感染病巣となったり(感染性心内膜炎を引き起こす)、
塞栓を生じたり、弁機能を障害することもある。
右心系を通過するカテーテルにより三尖弁や肺動脈弁が損傷することがあり、
損傷個所に血小板とフィブリンが付着する。
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さー
性別:
女性
職業:
医学生兼自宅警備員
自己紹介:
にほんブログ村
さーと申します。
片田舎の医学生です。
5年生とか、
試験の受け方を忘れそう
ポリクリ残るは
外科うろぎねあたり。
ちょっと詳しい自己紹介。
このブログを通してたくさんの方から励ましていただいたり、ご意見いただいたり、人の輪が広がったり、とても楽しくてためになっております。
読んだついでに投票やコメント下さるとジャンピング土下座いたします。
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