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 片田舎無鉄砲医学生6年、さーの日記とか載ってます。
 弓がーる四段
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盛るぜぇー超ぉ盛るぜぇー。

スケッチも気付けばこんなことに。
これも次で終わりです。
たぶん210枚くらいです。
ふはー。

解剖も次でおわりです。
納棺とかあります。
さんざんいじくりまわしてしまったご献体に
きちんと感謝できたらいいです。

あと今日の医療原論。
やっぱこの授業すごく大切なんですけどね...
眠気には耐えられませんが。
今日は癌でなくなった患者さんの元気な頃の写真とか
スライドで見ることができました。
テーマはインフォームドコンセントってことになってました。
25歳の胃がん患者さんのお話が切なかったです。
ただこれをしろ、これを飲めって言ってもダメだし
全部あなたが決めていいですよって言ってもダメだし...
嫌な知らせ(告知)の方法って難しいんですね。その後のことも。
こういう話考えるといつも
今はとにかく知識つけなきゃ!って思います。
知識がなくておろおろしていたら
人の気持ちなんて考えられなくなりそうなんで...
まぁ私が不器用なんですけれど。

ふっしゃー部活やー。

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続けております読書企画。
一日一冊がんばる。


解剖学はおもしろい 上野-正彦



来年から解剖あるわけですしね、ちょっと思い切った予習というか
でも簡単な部分はきっとこんなもんじゃないんだろうなーだし
難しい部分はあーわかんねっつって若干ぶっ飛ばしてましたごめんなさい。
でも、生化で勉強したのでてきたんですよ!!
ホスファターゼだとかでヒドロギナーゼだとか乳酸とか!!!
…説明はできなくなっちゃったけどorz
来年も勉強するってのに。ひどい記憶力だ。

えっとこの解剖学の本ですが、
最初は死斑の状態だとか土左衛門状態だとか
腐敗した肉体の状態でも死因がわかるとか、
サスペンスドラマでも使える知識が増えた感じで、
気持ち悪いとか怖いとか言う感情もなく
人間って死んでしまうとそうなるんだ…とか、
これで解決する事件が多いんだろうなぁ…て感じです。
特に、死体から出るガスはあまりにも多くて、
冷蔵庫をくくりつけても湖の底から浮いてくるというのを読んで
人間の思う通りに完全犯罪なんて無理なんだなぁと思われました。

ただ一つ、悲惨だなぁと思ったのは、
赤ちゃんが生まれたときの「おぎゃー」という産声について。
酸素を肺に送り込んで、陸上動物の呼吸を初めてするという意味で
第一呼吸と呼ぶみたいですが、
医学上ではこれが人間の出生という定義になっているそうです。
もし、死産であれば赤ちゃんは第一呼吸をしないので、
肺の中に空気が入らないとのこと。
医療ミスか、死産かというところで、赤ちゃんの肺の状態を見れば
解決するとのこと。
ちなみに刑法上では、母体から体の一部が出た瞬間が『出生』
民放では母親との体が分離された瞬間が『出生』ということで
分けて考えているそうです。へぇー。
やっぱり刑法は人間の命を極限まで尊重してますわな。
話は戻って。
昔はボットントイレだったために、病院に行けなかった母親が
トイレでつわりが起きて、そのままトイレに産み落としてしまうということが
少しだけあったようです。
その際、吸引中に赤ちゃんが屎尿まみれになって出てきて、
その肺の検査をしたところ、肺に空気がなかったため、
ただの『死体遺棄』の事件として調べ始めました。
ただ、調べてみると、気道に屎尿が入っているとのこと。
つまり、その赤ちゃんは第一呼吸をしたものの、
屎尿を大量に吸い込み、窒息死してしまったことがわかり、
この事件は『殺人』『死体遺棄』のふたつの罪を見るとのこと。
なんか…すさまじいですね。
他の話はふーんって見てましたが、
これは嫌な気分になりました…。
やっぱり人間の赤ちゃんの命は違う、大切にしなきゃって
心のどっかで確実に思ってますね、私自身。
少し安心かも。

あともひとつ。本には関係ないけれども。
バラバラ死体の、無期懲役判決ありましたよね。
あれ、みなさん死刑と無期懲役どっちが適当だと思いました?
母が、いつ裁判員になるかもわからんからってことで
考えていたので私もついでに…
一人の殺人は、基本的に死刑を適用しないんですよね?
でも、バラバラにして溶かして捨てたのが残忍だってことで
死刑をしたほうがいい…てことですよね?
すんませんあんまわかってないんで間違ってたらご指摘いただければと。

私自身は、無期懲役でいいんだと思います。
だって、殺し方が残忍だとか、苦しめたとかじゃなさそうなんですよね。
死んでしまって、痛みに顔をしかめなくなってから、
バラバラにしちゃったんですよね?
確かに普通の神経の人間じゃできないですし、
自分の家族が殺されて、バラバラになった一部しか返してもらえなかったら
もちろん腹が立つどころじゃすみません。
でも、苦しむ姿がおもしろくて生きているうちに体を砕いたり、
巧妙な手段で計画性を持ってやったことではなさそう。
だとしたら、どうしようもなくなってバラバラにしたことが
残忍で狂気じみているという理由で、今までの死刑の基準を超える必要は
あるのかどうか。
むしろ恐怖におびえた上での、意外とありがちな気持ちから
『分解』する気になってしまったのではないのか?
解剖学の本にも、いじめられた側の逆襲殺人として、
相手をめった刺しにした事件が時々ありますが
それは残忍性を見るべきではなく
相手を恐れるあまりに激しい行動に出てしまうのだそうです。
それは精神論じゃなくて、解剖学的にも証明できるそうで。
めった刺しの傷の中にも、生きているうちの刺し傷か
死んだ後の刺し傷か簡単にわかるらしいです。
致命傷を与えて相手が倒れた後も
攻撃し続けるのは、恐怖心の固まりがなし得ることらしいです。
恐怖を計算に入れるとしたら…?
私たちも極限の恐怖におそわれたとき、
こんなことしないとも限らないんじゃないか?

来年から、私自身も解剖に入るわけですし…
なんだかびみょーですね。 

人が亡くなった後、司法解剖をいやがる家族の姿を
今日のドラマ、VOICEでも見ました。
そうすると、ご遺体に手を加えることに対する考えって
人によってすごく違うんだと思います。
宗教によっても。
そういう面まで考えてしまう本でした。

明日はまた山形もどらな…
めんどくちゃい。


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貸していただいたものですが。

星降る夜は肩ぐるま


実は筆者の遠藤先生、山形大学の大先輩です。
三歳で発達障害をもっているといわれた「たっくん」のお話。
淡々と綴られる成長記録と、
人間味あふれる正直な思いがじっくり伝わってきます。

最初は、奈落の底に突き落とされるだの、もう這い上がって来れないなんて、
初期の発達障害に対してはあまりにも大げさというか…
と思ってたんですけれど
よくよく考えれば、上の女の子が2人至って健康に生まれてきた上、
跡継ぎを若干考えていたのなら特に長男として期待していたのでしょうから
仕方ないのかなぁと思います。
言葉を全く持てず、人の顔も見つめられず、人の気持ちも理解できない。
それどころか排泄もままならず、奥さんは世間体を気にしてしまい。
そんな状態から、いつのまにか
準備中の夕食に「オイシソー」と言ったり、
けがをした姉に「大丈夫?」と聞いたりするようになって、
その度に家族が喜び、明るくなっていく姿がとても印象でした。
障害を持った方が、社会に参加できるようになる。
その結果は、メディアを通じて時々見せていただくことはできますが、
その過程を克明に知ることができるのは
なかなか貴重なことだなぁと思います。
家にこもりがちだった奥さんも、いつのまにやら
障害児施設を設立して保母さんをしたり、親の会に参加したりと
明るく、活発になっていきました。

それから、この本を読んで初めてよくわかったのは、
『自閉症』と、
『自閉的傾向を含むその他の障害』は違うということ。
タックンの場合は、最初は『自閉的傾向』をもつ『発達障害』であったということ。
本物の自閉症は、高機能であってもずっとその症状を持ち続け、
自分自身で、その矛盾に気づくか世の中で振る舞うすべを
身につけなければならないのに対して、
自閉的症状というのは、先天的に持っていても
周りの人々のアプローチによって改善される可能性もあるとのこと。
まぁ確かに考えてみれば、
コミュニケーションがとれないだとか、言葉や文字が苦手という症状に
障害の名前、「自閉症」とか「アスペルガー症候群」という名前が
ついているだけなので、
似通った症状が違う名前の病気にあらわれてもおかしくないんですけどね。
やっぱり『自閉』という言葉の持つイメージって
なんか誤解しちゃうなぁ…

あともうひとつ、障害を持つ子の兄弟に対して、
両親が気遣う様子を読むことができました。
かまってもらえなくて寂しい様子、
それでも自分がしっかりしなくちゃと努力する様子。
私はこんなに立派じゃなかったですが、
きっと、いろいろと考えてもらえて、
今の自分があるんだと思いますね。
両親には改めて感謝、感謝です。

昨日も一冊読破!
一日一冊ペースでなんとかなってます。
今日も解剖学の本読んでみます☆

雪だらけで運転の練習なんかできたもんじゃねー。


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ついでなんでこいつもうpしてみます。
文字は見にくいですねごめんなさい。
LD学会会長の、上野先生がおっしゃったこともメモに打ち込んでみました。
興味ある方は拡大しながらご覧くださいΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

こちらからどうぞご覧になってください!!


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行ってきましたワークショップ!(○ゝω・)b⌒☆
今まで、救急実習1日と
救急センターの本3冊と
自動車学校のBSLしかやってこなかった私にとって
すごく勉強になりました
ちなみにBSLとはBasic Life Supportの略で、
医療関係者じゃなくてもできる救急のこと。
例えば胸骨圧迫とか人工呼吸とかAEDとか。
そしてALSとは、Advanced...なのです。
つまり医療関係者じゃないとできない救急手当のこと。
こんな勉強、1年生からできるっていい経験ですよね。ほんと。

まず初日。
参加者として集まったのは16人。
スタッフは30人くらい!!
先日のポスト医ゼミとは比べものにならないレベルでした。
参加者は1年生から4年生までの医学生と看護学生。
インストラクターさんは、北は弘前から南は福井までの
医学生、看護学生、救命士の学生さんなど様々。

最初からものすごいテンションで始まりました。
細かい講義のプレゼンテーションから
明らかに透けて見える図形を文字に重ねて
私たち参加者にマイクであてさせてました。
それで当たれば"すばらしい!!"とインストさんみんなで言って。
正直バカにされている気がして飽きてきそうだったんですが
途中から1対1の口頭試問とかが始まってめちゃめちゃ苦労しました。
1年生でアトロピン1mgやらドーパミン5γとか
AsystoleとかP-vTとか…
全然わからんorz
お昼を挟んで原因検索では心筋梗塞、血糖、中毒、出血…
はや覚えからして大変だったり。
ICUに頼む検査とか…胸部X線、12誘導心電図、生化学、血ガス…
習った瞬間に口頭試問始まるし。
もうどうしようかなぁ…と思っていました。
ただその中でも乳児BLSを初めて習ったり、
気管挿管の模型での練習なんかしたりして面白いなぁと思いました。
赤ちゃんの方なんて、自動車学校の教科書で見ただけでしたし。

そして夕方にはもうALS実践に。
高性能な練習用のお人形がやってくる。
7人ほどで架空のチームを組み、
リーダー、換気、胸骨圧迫、除細動、記録…
本物さながらの分担で救命に当たります。
この日は助かるシナリオばかり。
みんなで声を掛け合ってハイテンションでのぞむ。
リーダーもやって、除細動から換気から何から何まで管理してみて
これ覚えなきゃいけないんだなぁと勉強する。

レクは申し込んでいなかったのでこの日は帰る。

次の日、もろ朝寝坊w
朝に6回も電話してもらったのに起きられないという大失態(・ω・;)(;・ω・)
にもかかわらずあたたかく迎え入れていただく。
ちょっと復習をした後、またチーム実践。
今度は少しずつ慣れてくる。
ただ、突然回りが静かになったかと思うと
Asystoleから全く復帰しない患者さんが現れる。
患者さんの家族薬の人は説明を求めて、
10分経っても除細動でも胸骨圧迫でも反応なし。
リーダーさんは説明に苦しみ、
私はただ声をあげて自分を励ましながら
ずっと胸骨圧迫を続けました。
途中で、この患者さんはきっと助けられないシナリオなんだと思いながらも
なんで人形相手にこんな必死なんだろうと思いながらも、
手に痣ができるくらい心臓マッサージを続けていました。
終わってから、リーダーさんが泣き出してしまいましたが
その気持ちもわかりました。

今までバカバカしいとかわかんないからいいやと思っていた自分が
ひどい人間だということに気付いて。
最初のバカみたいなハイテンションをやっていたの中に、
大切な人を救急でも救えず、失ってしまった人が
何人もいらっしゃることがわかりました。
そうだ、救急ってこんなにたくさんの人が関わっているんだということを
勉強の半ばにしてやっと思い出しました。
覚えなければならないことはたくさんあるけれど、
そのうちで忘れてしまいそうになるものはもっと大切だったみたいです。
ワークショップだったからこそ勉強できたんだと思います。

救急にはそれほど興味はなかったのですが
全人的な医療だとか、責任を持ってだとか
そういうの、本当に考えてきたのか? という疑問を
自分にぶつけ直すいい機会になりました。

…なんか文まとまってないorz
後で直すかもです…。




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さー
性別:
女性
職業:
医学生兼自宅警備員
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さーと申します。
片田舎の医学生です。
5年生とか、
試験の受け方を忘れそう
ポリクリ残るは
外科うろぎねあたり。


ちょっと詳しい自己紹介。


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